FCSS専用車載パソコンにお薦めのThinkpad535にWindows95。水没や盗難の危険がある車載パソコンにはあまり高級なものは使わない方がよい。それに最近のパソコンはCOMポートが付いてないものがほとんどだ。535ならタマ数も多くオークションで数千円で買えるからいくらでも買い直しがきく。さすがに、ログの解析などは重荷なので、普段使っているパソコンでやる。
飛騨の知り合いが535を購入し、OSをインストールする作業を依頼された。ハードディスクを摘出して僕の535につなぎ、丸ごとコピーするだけだから、非常に簡単な作業。ハードディスクが6GBと大きなものが付いていたから、FAT16で3つのパーティションに分ける作業が必要となったのが面倒だったぐらい。売られていたときにWindows95がインストールされていたものだから、ライセンスの問題は大丈夫でしょう。
キーボードが不良だったらしく、変な挙動をしたが、僕の解体535から移植したら普通に動くようになった。いろいろいたずらをして、出勤途中にコンビニに寄り、宅急便で発送して任務完了。
各地に知り合いが出来ると、宅急便が大活躍。車のパーツやお礼の品々、オークション落札物などなど、よく使うようになった。コンビニで手軽に出せるのが大変便利である。
普通に送っていては面白くないから、いつも品名のところにいたずらをする。すべて「怪しい」を付けてしまう。受け取ったときの相手の困惑の表情を思い浮かべていつも一人、くふふと笑っているのである。こっちだって、伝票に書き込んでいるわけだから、コンビニ店員に渡すときは少しどきどきする。「おや?」っと気づく人もいるのだが、だいたいは素通りしてしまう。
「怪しい部品」「怪しい食品」「怪しい書籍」「怪しい写真」などなど、さまざまなものを送った。ま、中に入っているのが足回りだったり、エンジンパーツだったりするので、あながち間違いではない。
昨夜、「パソコンどうなっている?」と電話が入った。できあがって発送した旨を伝えると「変なこと書くのは勘弁してくれよ! 宅急便の兄ちゃんに本気で笑われたんだからな!」とのこと。おお、やっぱり気づいてもらっていたのか。
でも手遅れだった。今回の荷物にも書いちゃった。
「怪しいパソコン」