富山の車屋さんの家にずうずうしくも泊めてもらうことにして、仕事を途中で切り上げてロードスターで向かう。途中、雪が心配だったが、暖かかったこともあり、もっとも心配されたところでも気温が1度ぐらい。濡れた路面であった。
午後8時ごろにおじゃまし、待っていてくださったようで晩ご飯を一緒に食べ、冷蔵庫のビールをひたすら大量に消費した。人の家に上がり込んで、ご飯と酒を出してもらって喰らうのは、やくざな行いであってほめられるべきものじゃない。でも、毎回、甘えてしまう。
車について語らう、というよりも、素晴らしいお話をひたすら伺っていた。それでも、Freedomについては経験からものを言うことができるようになったので、話が一方通行にならなくてうれしい。
今日は朝から代車を借りて富山市内で仕事。といっても、4歳の子どもと戯れていた。
昼過ぎには再び車屋さんへ。我が愛車は、エアコンが復活していた。出張中ということになっているので思いっきりさぼることが可能。車屋さんの一角を借り、不調なスロポジを直そうと、カプラーと配線を廃車からもらってきて、付け替えた。これで、エンストはしないはずである。
Freedomのセッティングはだいたいできたので、空燃比計を外した。ようやく、本編を書けるだけの経験が蓄積できたように思う。スロットルにエアクリーナーを直づけした仕様のエンジンはとっても気持ちよく回り、本当にノーマルエンジンかと疑ってしまうほどだ。7000回転まで実にきれいに回転が上がる。いや、8000回転までも回るのだが、さすがに回転上昇が鈍くなるのと、7000回転でシフトアップして、3000回転台にまで回転が下がってしまっても、十分トルクが出るから、無理して回す必要がないのだ。
ツーリングをするだけなら、今の仕様で十分。しかし、僕は車をいじることが目的化してしまった倒錯野郎なのだから、やはり、これからもハードなチューニングの日々が続くのであろう。