7日夜。友人Kは四谷のラーメン屋「温州軒」へ行くとのこと。飛行機は台風の影響もなく定刻通りに到着。電車を乗り継いで、ホテルにチェックイン。少し台風の影響が出てきた国道20号を歩く。
良い感じの居酒屋街を抜けてラーメン屋に到着。6席しかない狭いラーメン屋だが、以前は文化放送近くにあったから、出演者らが愛したラーメンらしい。なんと10日で閉店。友人Kが来たいと言った意味が良く分かった。支那そばを注文する。
ラーメンは「昔ながら」という言葉がまさにぴったりで、あっさりしたスープに細麺でおいしくいただいた。最近は豚骨こってり系ばかり食べていたので、シンプルラーメンのすばらしさに開眼した思い。が、最初で最後の1杯だ。
近くにビートルズパブがあったので、飲む。ビールをひたすら。オリジナルカクテル「ダコタハウス」も。子供用風邪シロップみたいな味だった。酔っぱらったころには雨がかなり強くなっていて、ずぶ濡れになりながらホテルに戻って意識を失う。
8日朝は雨は上がっていたが、窓の外を見ると風が吹き荒れて葉っぱやらゴミやらが真横に吹っ飛んでいた。テレビは山手線の運休を伝える。地下鉄とはいえ、半端じゃない影響を受けていることは必至で、霞ヶ関まで歩いて行こうかとも思ったが、時間がたっぷりあるわけではないので、丸の内線へ。予想通り、9時すぎにもかかわらずすし詰めの車内で2駅我慢し、永田町駅から歩いて国○省へ。
前○大臣と富山をはじめ4県の知事たちの会談があるので、東京まで足を運んだ。なぜなら、間瀬がある県の知事が新幹線建設を巡って駄々をこねているから。地元の利益のためということは良く分かるのだけれど、開業時期までずれ込ませるような聞き分けのないやり口はいかがなものか。結局、物別れに終わり、なんだか煮え切らない感じで仕事は終了。
最終の飛行機で帰れたけれど、とんぼ返りも疲れるので朝イチで帰ることにする。当然、社内の人たちで飲もう、ということになり、赤坂の居酒屋で再びビールをがぶ飲み。7時前の飛行機なので、羽田に近い蒲田に宿を取った。コーラ色の効きそうな温泉があるなかなか良い宿なのだけれど、零時半にチェックインして「少し横になろう」とベッドに横たわると、次の瞬間、4時45分のモーニングコールが鳴った。
8時前には富山に到着し、1日ぼんやりすごそうかと思ったが、昼前に「○原大臣新幹線認可」の一報が入り、ダム凍結の話もあってばたばたする。5時から活動しているから夕方ですでに眠い。
しかし、同意なしで認可した、ということは○交省から正式に「ちょっとあれな知事」認定を受けたようなものだな。