再び知多へ行った。明日も知多。ビバ、知多。仕事をちゃちゃっと終わらせて、開幌状態で海岸線をドライブ。半島の先端である師崎まで行った。沈む夕陽と晴れ渡った空の、赤から青へのグラデーションが美しい。
愛車のアイドリングがなくなってしまったので、今度こそはノートパソコンに巨大なドッキングベイを取り付けて、シリアルポートを使えるようにした。早速、Freedomに接続してみるものの、何が不調なのか分からない。どこもおかしいところは見あたらないのだ。
何もおかしいところがないのに、挙動がおかしくなってしまっては、これはいただけないナ、などと考えていたら、ピンとひらめいた。試しにアクセルを全開にしてみると、アクセル開度が0%のままである。スロットルポジションセンターの不良に決定。
NA6CEのスイッチ式スロポジだと、アイドルも走っているときもアクセル開度が0%である。全開のスイッチが入ると142%ちょっとを示す。リニア式スロポジであれば、画面を見れば一発で不調が分かったのだろうが、全開しか表示が変わらないので、なかなか見破れなかった。
以前、美ヶ原の頂上でスロポジの配線が壊れたときの古傷が原因だった。あのときは、スロポジのコネクタを止めておく針金のようなものを紛失してしまい、手抜きでそのままはめ込んだだけにしておいたのが走行中に外れ、コネクタが配線ごと下に垂れ下がって、Vベルトに干渉し、配線の皮膜がぼろぼろに破れてしまったのだ。導線がむき出しになっていたので、ビニールテープで巻いておいたのだが、それがはがれてしまってショートしていたらしい。
トランクからガムテープを取り出して、簡単に絶縁したらあっという間に直った。調子が悪くなるとすぐFreedomのせいにしてしまう。冤罪である。
そういえば、最近エンストをしまくる。いろいろ数値を変えて試してみても改善しない。何しろ、信号などで止まろうとしてクラッチを切るだけで、スッとエンストしてしまうので、困ったものなのである。何度も書いているけれど、エンスト後はなぜかかかりづらい。惰性を利用して、ギアを入れてクラッチをつなげばかかるからいいのだけれど、速度が足りなくて失敗すると、「ばふっ」とか「ぱん」とか怪しげな音がエンジンからするから、勘弁してほしいのだ。
数値をいろいろいじっていてそれでも止まってしまうから途方に暮れていたら、これもひらめいた。トランクからドライバーを取り出し、アイドルアジャストスクリューを回してみると、ほとんど全閉に近かった。確か、吸気管を外したらアイドリング時に「シューッ」という吸気音がうるさくなったから、締めてあったのだ。締めると音が止まるのである。
豪快に開けてやった。これでエンストしないかな。