治部坂から出勤した7日の夕方、大学時代の先輩から突然電話が入った。この先輩、先輩のくせして今年ようやく社会人1年生である。あまり先輩だと思っていなかったりする。東京で始まった生活の息苦しさから解放されようと、レンタカーを借りて戸隠まで来ていたのだった。もちろん「泊めてくれ」とのことである。
前日にも午前3時まで飲んでいたこともあり、かなり眠かったのだが、わざわざ松本に来ているのだから仕方がない。泊めてあげることにして、一緒にメシを喰らいに行く。お店でキノコ鍋を食べさせてあげようと思っていたら、日曜日だったので、扱っているお店がことごとく休みであった。居酒屋に入り、キノコ入りの湯豆腐を喰らう。ビールを1本。日本酒を1杯。ラストオーダーとなってしまったので、行きつけのショットバーに向かう。最近、車関係以外はいかにさえない生活かを話していると、満員だった店内がいつの間にか3人になっていた。
タクシーの中で空爆開始を知る。なぜかとばっちりを受けて、翌日はふらふらな足取りで出勤である。
1日中頭がスッキリしなかった。なぜかな、と思ったら、喉が痛くていつもより体がだるいことに気が付く。どうから風邪を引きかかっているらしかった。午後10時ぐらいに家に帰ったら、スーツ姿のまま意識を失う。
変な寝方をしたものの、長く寝ただけあって、どうやら直ったらしい。風呂に入り、再びスーツを着て出勤した。
昔より無理できなくなったような気がするな…。