午前中に出かけたり、夕方に仕事を抜け出したり、とにかく時間があれば車いじり。たぶん、この1週間は仕事よりも車をいじっている時間の方が長い。そこは、要領よく「うまいこと」やるのだ。
車は工場の外にウマをかけて宙に浮いているのだが、電源もエアも道具も、なにもかもそろっているプライベーターには天国のような環境。なによりも、エンジンばかりいじって車体を造ることには疎く、知識がかなり偏っている素人が、分からないことだらけの中、聞けば答えが返ってくるそのノウハウがあることが何よりも心強い。勉強のつもりで、なるべく自分でやるようにしているのだが、作業が遅いのでなかなかそういうわけにもいかないのが歯がゆいところ。
工場とノウハウがあるだけではなく、寝床と食事、ビール付きという、まさしくここ富山はパラダイス。お世話になってます。
一昨日、昨日と連休をもらって作業を進め、ロールバーが付いて車体上部はレーシーに。が、下半分は足回りがごっそりなくて解体車の風情だったのだが、今日激しく仕事をさぼって作業を進め、他の耐久メンバーも手伝ってくれたおかげで、足回りの仮組みとブレーキを付けることができた。これで、なんとなく車っぽくなったのだが、肝心のエンジンが載っかってない。ベースとなるエンジンのコンディションが悪かったから、そのまま使えなかったどころか、かなりの時間を洗浄に費やしてしまったのが敗因。
長岡から引き取ってきてすでに1カ月。14日にある走行会でとりあえず走らせてみて、トラブルの洗い出しやざっくりとした足のセッティングをしたいと考えているのだが、さて、本当に走るんだろうか。