10月6日

 耐久レース翌日、月曜日も休みにしてあったので、雅号を開幌状態にして、有峰林道を通り、安房峠、平湯温泉、高山と250キロぐらいのツーリングに出かけた。帰ってきたらさすがに疲れていたのでビールを大量摂取して意識を失い、報告を書く時間がなかった次第。

 チーム「マッサGOGO☆TORF」はN-ZERO耐久クーマックカップ2009で第3戦で優勝、年間シリーズチャンピオンを獲得しました! ぱちぱち。

 スノコシビックのあまりの速さに予選時点でシリーズチャンプは半ばあきらめていたのだが、第1ヒートを完勝された後の第2ヒートでまさかのエンジントラブルが発生、第3ヒートも1周のみ周回しただけで、優勝が転がり込んできた。レースでやりあったほんだシビックも、第3ヒートでミッショントラブルが発生、最後のドライバーを務めた僕は淡々とラップを刻んでトップチェッカー。第1ヒート2位、第2ヒート2位、第3ヒート1位で第3戦トップ。

 まさに耐久レース。これまで7回出場した全レース、元気に動いているエンジンやミッション、デフのおかげ。マツダの耐久性が耐久レースでも生きたということか。速さで勝ったわけじゃないけれど、これもレース。チェッカーを受けて初めて結果になる。

 ハードトップ仕様にして、バンパー下のアンダーパネルを製作、ドラッグを極力減らして直線でのスピードを得る考え方で車をアップデートした。確かに速くなったのだけれど、ラップタイムが上がるとそれだけタイヤにも負担がかかるし、足回りのセットアップが変わってくる。新品ブレーキローターも1ヒートだけでゆがんでジャダーが出る。予選から思いがけないアンダーステアに悩んで、第2ヒート前にセッティングをやり直した。なんとかレースで走れるようになった。もう1度、車作りをやり直す必要あり。

 レースと言えば、T氏が最大の見せ場を作っておいしいところを持っていった感じで、僕はと言えば、コンマ1以内でタイムをそろえて走る地味さで「オーラがない」なんて言われる始末。べいべはあり得ないぐらい遅いタイムなのに、うまいドライバーに30分押さえられてトップを守られてしまった。ぐだぐだだけど、優勝は優勝さ。

 また、レポートを書くけれど、とりあえずともに走った2人と、車を作ってくれたT.O.Racing Factory、応援に駆けつけてくれた皆さん、僕が知らないかもしれないけれど、ここを読んで楽しんでくれている人、皆さんがチームに力を与えてくれました。ありがとうございました。