いつの間にか髪が伸び放題になって無秩序になってきた。と、この前もこんなことを書いたな、と思い、過去の日常を調べてみたらこの前切ったのは6月中旬だった。3カ月も放置していれば、伸び放題になるよねえ。このペースだと年4回。1回1500円の床屋だから、髪の毛の処理に年6000円しか使っていないことになる。オイル交換1回ぐらいしかコストをかけていないのか。仮に僕がおしゃれさんだとして、1回4000円の美容室に年12回通ったとすると、48000円。すごい金額だ。
とにかく床屋に行って頭髪を処理してきた。もう少し寒い時期まで粘ったら、頭が冷えて寒かったに違いない。すっきりした頭に違和感を感じつつ、帰る途中にホームセンターに寄り、オイルを捨てる箱とアルミ板、金切りばさみを買う。
帰宅すると親父がジムニーを洗車していた。今から僕が寝っ転がろうとする場所が水浸しである。何するんだ。
親父が洗車を終えるまで、点火時期の調整をすることにする。ノーマルコンピューターであれば、TEN端子をGNDに落として…、とやるのだが、Freedomであればリアルタイムに点火時期を見ることができるので、まったく必要がない。
なぜ今さら点火時期調整なのか、と言えば、ノッキングが出まくるのは点火時期のイニシャルが狂っているんじゃないか、と甘い期待があったからである。
エンジンルームにパソコンを持ち込んで、FCSSで点火時期を確認しながら、タイミングライトで確認する。現在の850回転アイドルでは、どろどろと回転が一定していないから、10度で点火しているのかどうか、じぇんじぇん分からない。
仕方がないから、アイドル回転数を上げる。1100回転にしてみるも、まだまだマークの位置が一定しない。むかついたので1500回転。見事に10度の位置に一定するようになった。ということは、点火時期はきっちり合っていたわけで、ノッキングが出まくりなのは、エンジンがダメダメ、ということである。
親父の洗車が終わったので場所を変えてジャッキアップ。埼玉の某氏にもらった寝板でごろごろと車体の下に潜り込み、オイルを抜く。ここで、ここ2年ぐらいの懸案となっていた作業に取りかかることにする。
2年前の夏にオイルクーラーを付けた際、あまりにも巨大なコアだったため、バンパーの開口部とラジエーターを結ぶ導風板を付けることができずに、丸ごと外してあったのだ。バンパーの下側が丸ごと隙間になっているので、せっかく開口部から入ってきた風も、下に抜けてしまってあまりラジエーターを抜けない。油温は下がるようになったのだが、今度は水温が上がり気味になってしまった。特に問題となるのが、気温が高いときのミニサーキットで、油温は90度ちょっとなのに、水温だけ110度まで上がってしまう。真夏だと連続5周ぐらいが限界。
だから、この大穴を塞いでやろうと思った。この前、富山で作業したときに、段ボールで大体の型を取ってあったので、それに合わせてアルミ板を切る。アルミ板は一番薄いのが0.3mm厚だったけれど、アルミ箔に毛が生えた程度で風が当たった途端にぐにゃぐにゃ曲がりそうだったので、0.6mm厚を選択。
金切ばさみではなかなかうまく切ることができない。端っこはぎざぎざ、いびつな形になってしまったが、見える場所じゃないから良いだろうと、簡単にサンドペーパーで角を落としておいただけ。固定はアンダーカバーのボルト穴と、バンパーの下側にあるボルト穴を使う。一度、アルミ板をあてがって、下からマジックでマーキング。ドリルでボルト穴1カ所につき2個の穴を開けて、固定する。固定は…、、タイラップである。素人作業のセオリー通り。
タイラップ止めではびびり音が出るかと思ったが、エンジンを掛けた限りでは音はしなかった。バンパーの下側とアンダーカバーだから、もともとゆるゆる、ぶるぶるしている場所だから、問題はないだろう(本当か?)。
こんなことをやっているが、仕事があるのである。夕方に、東京・池上に行かねばならない。いつの間にか時間は午後3時。親父に駅まで送ってもらい、ぎりぎり間に合った。