10月31日

 気がついたら全然書いていない。どんな10月だったか思いながらメモを。

9日
 仕事で福島県に行かねばならなかった。東北かあ、遠いなといつも通りネットで乗り換え情報なんかを調べていたのだけれど、3連休なこともあって、帰りに富山に寄りたい気分。「福島から東京へ戻って、さらに3時間半かあ」と気が重くなる。朝から仕事をしなくてはならないことを考えると、前泊も必要だ。

 まてよ、と考える。福島と言えば、新潟の隣じゃないですか。新潟と言えば、毎週通っていた間瀬サーキットがある。良く考えると、間瀬サーキットから新潟まで1時間、そこからまた1時間半ぐらいの距離じゃんね、思ったら妙に近く感じてしまい、ロードスターで出かけてみた。

 間瀬まで400キロで、そこからまた230キロぐらいある感じ。早めに寝て、夜中に起き出して出発する。大雨が降っていてかなり焦ったけれども、米山で給油しただけで走りきり、なんとか間に合って朝から仕事をする。

 その日のうちに帰るつもりが、翌日も働くことになって、ホテルを取って宿泊。10日の午後、ようやく富山へ向かう。おおとろ亭にて、F1日本GPを観戦して、なぜか富山にいた配偶者と合流して、ロードスターを置いて名古屋に戻った。

11日
 イタリア旅行に行くのに貸してもらっていたスーツケースを返しに、春日井の某所へ。旅で撮影したビデオをテレビに映しながら報告しおみやげを渡す。その後、実家に行って、やっぱりビデオをテレビに映しながら報告し、おみやげを渡す。

12日
 応援で、後輩が長野から名古屋に来ているというので名古屋の桜通沿いの居酒屋で迎撃飲み会。集合時間に集まっても、半分しか人が来ていない、というのはいつものこと。ビールをかぱかぱ空けているうちに集合した、と思ったらラストオーダーの時間。近くのバーに移動したら、地元の食材にこだわったメニューが多数あって、けっこう当たりなお店だった。

15日
 ちりめんじゃこの原料の片口イワシの稚魚が季節外れの豊漁だ、というので、知多半島の先端の漁港へ。水揚げしている場面の写真なぞを撮影して話を聞く。帰りがけに知多半島道路のパーキングエリアにて昼飯。けっこう地元の食材を生かした料理がたくさんあって、がんばっているなあ、と感心する。

16日
 朝5時に起きて日比野の中央卸売市場へ。早朝のここに来るのはもう5年ぶりぐらい。ハマチやヤリイカなぞの写真を撮影する。市場の魚屋さんに「これ持って行け」とパック詰めのスクランブルエッグを大量にもらう。

 午前中ちょこっとだけ仕事をして、午後3時40分の名古屋駅発の高速バスに乗って富山へ。キャリングバッグに、大量のスクランブルエッグを詰めて。富山インター近くのアピタまで迎えに来てもらって、ビールを買っておおとろ亭になだれ込み、17日の走行会の準備なぞをする。その後、アルコールを大量に摂取して、意識を失う。

17日
 朝のろのろと起き出して、おわらサーキットへ。年に1度のTORF主催、走行会付きバーベキュー大会。間瀬を走りすぎて疲れていたので、タイムアタックするモチベーションはなかったのだけれども、雅久号にてタイムで負けっぱなしなので最後はムキになって走る。タイムアタックの時間は陽がかげってタイムを出すには最適なコンディションだったのだけれども、無実のオレンジボールや赤旗にじゃまをされて更新できず、駄目夫が決定。ETC割引が利用できる時間帯にロードスターに乗り込み、名古屋に戻る。

19日
 午前中から岐阜県中津川市の加子母地区へ。トマト農家を訪ねる。就農した経緯などを詳しく。帰りがけに販売用じゃなく、自家消費用の珍しい品種のトマトをもらう。

20日
 朝から電話番をして、昼過ぎに三重県桑名市になってしまった長島町へ。学生時代からの友人宅へ。イチゴ農家に転職したので、その様子を見に。これも仕事のうち。ログハウスづくりを手伝う。

21日
 朝から新幹線に乗り込み、東京へ。四ッ谷近くにてお仕事。割と早く終わったので、このまま帰るのはもったいないと、浅草周辺を歩いてみた。スカイツリーがかなり巨大に見えた。たぶん10キロぐらいは歩いた。

22日
 ネット専業の生命保険会社の社長さんからお話を聞く。親族が生命保険会社に勤めているので付き合いで加入しているけれど、コストを考えたら、こっちの保険会社の方がいいなあ、と正直思う。

23日
 鈴鹿のスーパーFJ参戦中のDさんに誘われて、配偶者とロードスターんてひるがの高原のカフェるりはへ。元スーパー7乗りのマスターが経営するカフェで、珍しい車が集まってくるという。やっぱり珍しい車が来た。ジャガーのオープン。V12サウンドを轟かせて去っていった。

 午前中をカフェなどで過ごして、牧歌の里へ。散歩してコスモスなぞを見て過ごす。標高1000m程度だとまだ紅葉していなかったので、もっと標高を上げようと、平湯方面へ向かう。旧国道158号の安房峠のちょっと下あたりの標高が見頃だった。携帯にて適当に宿を探して、引っかかった穂高温泉郷の常念坊という宿へ。到着すると「え〜、今日の今日予約して来たんですか」と驚きの声を上げられた。いや、楽天トラベルで検索したら出たんですけれども。1部屋空いていて、ご飯部屋として確保してあったのを片付けてくれて宿泊できた。

24日
 温泉に浸かってビールを飲んで、意識を失い、目覚めたらまた再び温泉へ向かう。穂高温泉郷からほど近い、中房温泉。登山口に近い場所で標高1500m弱。ちょうど紅葉の標高帯で、露天風呂からの眺めが最高だった。

 穂高神社へ行って、そば屋に入り、白鳥が集まってくる犀川の御宝田遊水池へ行って、長峰山から安曇野を眺めて、とまあ、べたなコースをたどったらすでに夕方。松本の市街地へ行き、まるもにてコーヒーを飲む。

 帰ろうと思ったら長野自動車道は塩尻で10キロの渋滞だわ、中央道は瑞浪インターあたりから40キロ渋滞だわと大変な感じだったので、塩尻に向かうたんぼ道を走って国道19号に乗り、恵那まで道を走って渋滞が解消した後の高速に乗って帰宅した。

29日
 東京へ出張。八丁堀近くのマンションにて、イケメンな感じの料理人とあれこれ会話する。

 渋谷に向かって、出会い系サイト運営会社なぞを襲撃してみる。予想では秘書代行会社なんかのいわゆる架空オフィスがあるんだろうと思っていたら、ちゃんとしたIT企業な感じの事務所になっていたのが予想外。ちゃんと実態がある会社にアポなしで襲撃するのも気が引けたので退散する。

 配偶者からメールにて緊急指令が入り、渋谷西武にあるピエール・エルメ・パリにてマカロンを6個購入。保冷剤が2時間だというのでそそくさと品川から新幹線に乗って帰宅する。

30日
 昼すぎまで惰眠をむさぼる。午後から、一宮の住宅展みたいな会場へ。ハウスメーカーの住宅展示とは違って、建築家たちのネットワークの説明会みたいな感じだった。いや、住宅を買うつもりはまったくないのだけれども。

 一宮の本町商店街近くにて、最近できた若者向けカフェで一宮ブレンドを飲む。お店の雰囲気も、コーヒーの味もなかなか。晩ご飯は自宅近くの串揚げ屋さんにて。ビールを大量摂取してしまい、家に帰ってくるなり、意識を失う。

31日
 午前中から、自宅近くのコーヒー屋さん、あうらへ。仕事みたいなことをしてみる。自宅にいてもまったく手に付かないのに、カフェのような場所に行くとはかどるのが不思議。

 夕方からは稲沢の親族の家へ。旅行のおみやげを渡しに行く。お茶菓子として、上小田井の洋菓子やREGNIE(レニエ)にてケーキを買い込む。ビデオを写してイタリア人のいい加減さを語ってお茶を飲み、晩ご飯をごちそうになって帰宅した。ビールをがぶ飲みしたこともあって、家に帰ってきてすぐに意識を失う。