夜に富山のライブハウス「Summer Knight」でROCKAMENCOのライブがあったので出掛けた。
ドラムのたろー氏のお父さんが我が社の人だったりして、半ば業務命令気味の出陣であったのだが、それがなくても見に行ったかもしれない。昨年冬に富山に来たときにも出掛けたのだけれど、富山の小さなライブハウスでやっているのが惜しいぐらいのプロ集団。
フラメンコとロックが融合してロッカメンコなので、それだけ聞けばどんな雰囲気か分かると思う。分からない人は、キリンの「淡麗」のCMソング「VOLARE」を思い出してもらえば、あんな感じのノリ。フラメンコって日頃あまり触れないリズムなので、それだけでなんとなく色眼鏡で見てしまって、今の音楽シーンではなかなか受け入れられないかもしれない。が、音楽好きでお近くでライブをやるということだったらぜひ、出掛けてほしい。もうね、ライブがぴかいち。
ホームページを開けば曲が試聴できるのだけれど、ライブの方が10倍はパワーがある。本当にすごい。一人一人の演奏がレベルが高くて、大音量で迫ってくるのに、しっかりリズム隊からロックギター、フラメンコギター、ボーカルまでが融け合っているのだ。
富山の人は奥ゆかしいので、なかなかライブでのりのりってなりにくいのだけれど、最初は座って聞いていた人たちも、途中から魂を持って行かれた様子で、後半は総立ちで手拍子やら体を揺するやらで、ノリノリとなっていた。
ライブは去年よりも良かったな。やはり、ロックとフラメンコとの融合というだれもやっていない道を追求しているからこそだと思う。リズムに乗って踊って大声出して、エネルギーを消費したい人にはぜひ、お薦め。