10月26日

 ジムニーが車検から帰ってきた。

 平成元年式のJA71。550ccのターボ付。走行距離は少なくまだ70500キロぐらいである。3年ちょっと前に45万円で購入した。松本地方ではジムニーの需要が高いので、中古市場は高値安定である。今でも同じ形式・同程度の車で30万円代で売っている。何でも、製造台数のうち、スクラップされた車両の台数の割合が、かなり低い車なんだそうな。

 今回は、あまりお金がかからないかな、と思っていたら、冷却水漏れを発見された。ウオーターポンプのベアリングにガタが出て、そこからにじんでいたらしい。タイミングベルト、オイルシールとともに交換を勧められた。

 電話で聞いたとき、自分でもできそうな作業だったので少し悩んだ。45万の車にあまりお金をかけたくない。が、やっぱり交換をお願いした。僕が作業するとして、1日作業。もしかすると、何日かにまたがるかも知れない。ジムニーに何日かかけるより、今はロードスターのエンジンチューンを進めたかった。それに、プロにやってもらえる作業は任せてしまった方が安心。自分の時間が買えると思えば、決して高いとは思わない。

 結局、車検費用と、入りが悪かったFMラジオのアンテナ交換、エアコンベルトとウオーターポンプベルト、さらに下回りのさび止め加工なども合わせて11万7000円。前回の車検では、デフ回りのオイルシールの交換で同じくらい掛かっている。エアコンコンプレッサーからの異音も指摘されたけれど、コンプレッサーだけで5万円ぐらいかかるらしいから、今回は見合わせた。どうせ効かないので、夏場にもあまり使っていないし。

 実はロードスターの任意保険代の請求も迫っている。明日は友人の結婚式でこれから実家に帰らなければならない。当然祝儀を出す。ガソリンを燃やす。出費がかさむ、かさむ。

 足回りの交換が遠のく。