チェックアウト時間ぎりぎりに起きて、死にそうな体調だったので、美ヶ原温泉の温泉ホテル「翔峰」の温泉に友人Kとつかった。泊まったビジネスホテルと同じアルピコグループなので、ビジネスホテル利用客は日帰り入浴券がもらえるのだ。
温泉ホテルの高い宿泊料を払っている人たちに紛れて、庶民のお得サービスを利用する僕たち。安い料金で翔峰に泊まったみたいで非常にお得感たっぷりだった。
お昼の時間だったのだが、まだ胃が動いていない感じだったので、そば屋に行く。友人Kがうまかったという国道254号沿いのドライブインのような民芸風そば屋へ。地元産雑キノコをつかったきのこそばをいただく。手打ちのそばがおいしかった。
普通なら、ここで別れて、それぞれ東京と富山を目指すはずなのだが、なぜか美ヶ原ドライブを強行。紅葉の美しい美鈴湖から林道を駆け上がって武石峠から武石村へ。東信側には分厚い雲がかかっていて、峠付近で綿菓子のような雲の中に入ってほとんど視界がない中をヘッドライトを点灯して走った。さすがに標高2000メートル近くだと、開幌状態はかなり寒かったけれども、ヒーターをがんがん効かせてやせ我慢。我慢して乗るのがオープンカー乗りの美学だ。
友人Kが走ったことがないという千曲ビューラインへ。この広域農道は佐久まで他のルートより距離を走らないといけないとは思うのだが、爽快な道をひたすら走って信号もないので、気分的にはあっという間に佐久に到着する感じ。リンゴ畑ではたわたにリンゴがぶら下がっていた。
千曲ビューライン終点のコンビニで止まって、隣のTURUYAでお買い物。リンゴを買って雑キノコの煮たのを買って、野沢菜を買ってと、下手なおみやげ屋さんよりも充実した買い物ができる。
そこから、再び下道で富山を目指そうと思ったのだが、定額1000円の誘惑に負けて佐久インターから高速に乗る。上越手前で渋滞にはまった以外は順調に富山に戻ることができた。