10月25日

愛知・刈谷に向かう途中の中央道(中津川から多治見まで)。ここでちょっぴり怖い思いをした白昼夢(笑)を見たので紹介を。

中津川から高速に乗り、開幌状態で、追い越し車線を安全走行していたら、カローラバンに追いついた。譲ってもらえるかな、と思ったが、がんばって追い越し車線を走っている。一応、後ろのオープンカーが気になっていたようだ。

この区間は岐阜県警の取り締まりが厳しい。よっぽど注意して走らないと危ないのにな、ちゃんと分かっているのかな、と思いつつ、ある程度の車間距離を保ちながら走る。数キロ一緒に走ったところで、300mほど前方の走行車線に見るからに怪しいクラウンがいるのが見えた。反射的にアクセルから足を離す。目を凝らしてみると、妙にでかい頭の2人が姿勢良く乗っているように見えた。やばいかな、と思い、左側のウインカーを3回点灯させた後、そのクラウンの後ろに入る。そのままの勢いですっ飛んでいくカローラバン。ぜんぜん、注意している気配はない。

左側の白線ぎりぎりまで寄ってみると、クラウン左側のドアーミラーが2段重ねだった。やっぱり覆面だ! と思うと同時に、クラウンは急加速して車線変更。屋根から赤色灯が生え、カローラバンを狩ってしまった。急ブレーキで走行車線に戻り、白線をまたぐぐらい左側に寄ってスロー走行するカローラバン。あわてぶりがよく分かる。オープンカーがいたはずの場所に突然、赤色灯の覆面がいたのだから、当たり前か。2台仲良く次のインターで下りていった。もし、散漫な気持ちで走っていて、そのままカローラバンの後ろに付いていたら、僕が餌食になっていたかも。

後味の悪い白昼夢だ。