またもや、知多半島で仕事があったのでロードスターで向かう。なぜだか知多半島へ行くことが多い。
次の仕事場へ行く途中、時間があったので名東区の「ハイエース」というホームセンターに寄る。高校生時代にフナ釣りの道具やえさをかった場所。懐かしいなと思いつつ、ぬかりなくカー用品売り場をのぞく。
すると、すばらしい品揃え。パーツクリーナーの安売りがうれしい。クレのブレークリーン2本498円を2セット買う。オイルコーナーにも、クスコのLSD用オイルなんかが置いてあって、少しマニアックな品がちょいちょいと置いてある。
棚の一角が目に飛び込んできた。アメリカのオイル「バルボリン(Valvoline)」の直輸入バージョンが大量に置いてあった。ターボ用、オールシーズン用、レーシング用と3種類ラインナップがあるのに、すべて1本(1リットル弱)が398円なのが笑える。一応ポルシェなんかにも使うオイルだから品質には問題ないだろうと、レーシング用のオイルを4本買う。20W-50というなんだか変な粘度である。ジムカーナの前にオイル交換してみよう。QUAKER
STATEがすこぶる調子がよいので、米国産オイルは僕の中ではかなりポイントが高いのだ。
バルボリンはアメリカのレースを見ると、よくロゴを目にする。たぶん、向こうでは一般的なものなのだろう。ちょいちょいっとWebで検索すると、同じオイルが1リットル2000円の値が付いていた。この値段の差がどこから生まれるのかは知らない。まさか、バッタものというわけでもないだろう。アメリカではオイルを始め、自動車用品はこちらの感覚では激安で売られているらしいから、輸入ルートによっては現地価格で仕入れられるのかもしれない。
ロードスターとは相性が悪いという噂も聞いたことがあるこのオイル。エンジンが軽いとかパワー感云々より、HLAから音がするかどうかが僕の「良いオイル」判断基準なので、とってもいい加減なのである。