10月20日

 フロントブレーキが、きぃきぃうるさい。もしかしたらパッドがなくなっているのかもしれない、と思って、さっそくジャッキアップ。タイヤを外してみたら、やはり、残り少ない。次のパッドを考えなければ。

 軽井沢ミーティングで買った「RS factory STAGE」製のパッドだ。前後合わせて13500円のパッド。とってもリーゾナブル。いつも走っているミニサーキットなら、まったく不足を感じなかった。お店曰く、間瀬サーキット1分14秒台ぐらいの走りなら対応可能、ということだったので、ラジアルを付けている分には、最適のパッドかもしれない。

RS factory STAGE

 5カ月弱でなくなってしまった。4月上旬にエンジンを交換したときが135000キロぐらいの走行で、今が150000キロ近いので、だいたい1万キロちょっと使ったことになる。やはり、ミニサーキットを連続して走っていると、減りが早い。

 車をいじるときに何が一番いやだったかといえば、ジャッキアップをすることなのである。2000円ぐらいで買った油圧フロアージャッキだと、高さがあるので、そのままメンバー下まで押し込むことができない。車載ジャッキで片側を上げて置いて、突っ込む必要があるのだ。

 しかも、この油圧ジャッキ。長年の使用で剛性が落ちているからか、ジャッキアップをすると、ゆがんでしまう。持ち上げた車が左右どちらかに傾いてしまうので、なるべくメンバーの中央に当てようと、いろいろ試行錯誤しなければならない。

 ある程度持ち上げると、やはり剛性がないから、車が落ちそうで怖いのだ。ウマを当てて徐々にのばしながらじわりじわりとジャッキアップすることになる。

 こんな状況を打開しようと、アストロで買ってきたのがこれだ!

 3トン!のフロアージャッキだ。1カ月ぐらい前にジャッキを物色しにアストロへ行ったら、店のお兄さんが「今日まで安いよ。最後の一つだよ」と、タイミング良く勧めて来たので、考えなしの反射であっという間に買ってしまった。2.5トンのものより安かった。

 低く作ってあるので、今の車高なら、そのまま突っ込むことができる! もう少し低くしても、板を用意してタイヤの下に敷けば大丈夫だろう。

 これがとっても楽ちんで、皿が大きいから、車体が傾くこともないし、いい加減に突っ込んでもそのままジャッキアップ可能だ。タイヤ交換程度なら、ウマも必要ないだろう(危ないか?)。持ち運ぶのに少々重いが、1メートルぐらいの棒で、がしがしジャッキアップしていくのは快感。まったく不安なく持ち上げることができる。

 これがあるから、会社から帰ってから車の下にも潜る気になるのだ。一気に40センチ以上上がるから、前後2回のジャッキアップで寝板での作業が可能になる。安全性も大幅に向上。素晴らしい。

 作業場所は道路に面している。いつも宙に浮いている我がロードスターを見て、近所の人は不審に思っているに違いない。