朝起きたら体のあちこちからめりめりと音がしそうな疲労感があった。さすがに、Sタイヤでの走行は、体にこたえた。ストリートラジアルでは「Vスペシートで十分」とうそぶいていた僕だが、Sにしたら、絶対にノーマルシートでは走れない。けつがあざだらけ、皮が2、3枚むけてしまうに違いない。
中板橋の新婚宅で目覚めて、道路状況を調べようとネットを見てみると、東名高速で6人死亡した大事故があり、掛川あたりで通行止めになっていることを知る。人がこれから、ぶっ飛ばして帰ろうというのに、ものすごくタイミングが悪い。
中央道経由で帰ろうかとも思ったが、僕が通るであろう11時すぎには通行止めも解除になっているだろうと楽観して、東名を選択する。環状7号を東名高速に向かう。最初はとっても調子が良かったものの、中央道との交差あたりから、とんでもない渋滞にはまってしまった。東京の街はこんなものか、と思ってのろのろ20分ほどはまっていったら、3車線だったところを2車線に絞る場所にもかかわらず、さらに工事のおっちゃんたちが1車線をふさいで、道路の線引きをしていた。ふざけるな。
東京インターから東名へ。順調にぶっ飛ばすものの、通行止めは解除されない。まずいぞまずいぞと思いつつ、さらにぶっ飛ばしていると、ほんの通行止めの直前のサービスエリアである。ちょうど給油のために牧ノ原サービスエリアに入ったところで開通したらしく渋滞10キロという表示に変わり、少し長めに休んでいたら、解消していた。グッドタイミングである。
掛川インターのところで路面にオイルを処理した石灰がまかれていた。ここで数時間前に何人も命を落とした、と悟って、ちょっとびびる。渋滞は完全に解消していて、順調に名古屋へ。
目的地は東海市。名古屋インターで下り、下道を走って名古屋高速四谷インターから知多半島道路へ。仕事をする場所に車を止めたが、助手席もなく、タイヤを満載している僕のクルマは相当怪しいオーラを放っていた。
筑波決戦のために相当無茶をしたつけが来て、深夜まで仕事。