仕事をさぼって、新しいハードディスクへの移行作業。こう書いていると、富山に来てからまったく仕事をしていないようだが、その通りです。
個人で用意した80GBのハードディスクを社配給のノートパソコンから抜き、オリジナルの40GBのハードディスクを差してソフトウエアをアップデートしてもらう。そして、その内容を新しく買った160GBのハードディスクにコピーしてからがしがしとハードに私用に使うのだ。今まで使っていた80GBはバックアップのためにしばらくそのまま取っておく。
それにしてもハードディスクがどんどん大容量化していることを実感する。今回のハードディスクもkakaku.comで安いお店を探して、日立のものを送料込み1万ちょっとで購入した。ここ数年、だいたい1万円台でハードディスクを購入しているのだが、買うたびに20GB、40GB、80GB、160GBと、倍々ゲームで容量が上がっていく。
NECのPC8801なんてパソコンで遊んでいた時代、ハードディスクがPC9801でようやく一般ユーザーでも使えるようになった時代だった。容量といえば20MB、40MBのレベル。弁当箱みたいな巨大な機械を外付けでつけて、ちょっとでも扱いを間違うとクラッシュの可能性があった。価格はパソコン本体が30万ぐらいで、ハードディスクが容量×5千円〜1万円程度。
10年ちょっと前にThinkpad535を30数万円で買ったとき、1GBのハードディスクでとても広大な記憶容量だと感じた。時代はWindows95。インターネットに簡単につながるのをすごく重宝した覚えがある。Thinkpad230のWindows3.1に14400bpsのカードモデムを付けて、そこら辺で苦労していたから。2GBの2.5インチハードディスクが4、5万で発売されて、NiftyServeのフォーラムで差し替えた人のレポートを見て興奮したもんだ。10年で時代が進んだなあ。
ところで、ハードディスクのコピーには「Acronis Migrate Easy」を使っている。Windows98のFAT32の時代まではハードディスクをつないで単純コピーでなんとかなっていたのだが、フォーマットがNTFSになってからは単純にコピーできなくなった。それで、昨年ぐらいからこのソフトを導入。とっても楽になった。
新品ハードディスクを付けると、FDISKをしたりFORMATをしたり、起動できるようにしたりと、いろいろな手続きが必要だったのだが、このソフトを使えば、USB接続していれば、ハードディスクを認識して、そっくりコピーできるのでとっても楽。しかも超高速コピー。起動用のCDを作成して、CDからBOOTするからCONFIG.SYSとかも無縁。パーティションの割り振りが独特で、ちょっと面倒なところもあるけれど。
アクセスも心なしか早くなり、音も静かに。新しいハードディスクはいいもんだ。