10月19日

 18日はT.O.R.F.の10回目の走行会。雅久号は飾っておいて、運営側で汗を流して日頃のご恩に報いようと張り切っていたら、参加者としてエントリーされていた。旗振りはサーキットがやってくれるし、運営する手もありそうだったので、フルに走行してしまった。

 いつもだと、5、6周してはセッティングという感じで走るのだが、15分、20分と時間が区切れられて、走り終わった後はいろいろお手伝いすることがあるので、セッティングはあきらめて、ただ、わーい、という感じでサルみたいに走った。

 朝はあいにくのウエットで、雨のおわらはまるで雪道を走っているみたいにグリップしないのだが、それはそれで普段はできない感じの操作を試せて楽しい。コースアウト=バンパー&アンダーパネル破壊という結果になりやすいコースなので、安全運転を。午後からは晴れてタイムアタックができた。

 オレンジ号と乗り比べ。同じロードスターなのに2台の性格が大きく違うことに今さらながら驚く。足が違うし、ナンバーなしのオレンジ号は軽い、ということもある。デフも入っていて、185ネオバながらすっごく速い。ただ、やはりなじんだ車の方がぎりぎりのドライビングではしっくりくる。

 走行中は一切タイムを見ずに、表彰式前に確認するとすっごく遅かった。目標より1秒遅い感じ。ビスカスデフが義務づけられる間瀬耐久では、いかにリアのトラクションを少しでも稼ぐのか、というセッティングにしなくてはならないのだけれど、車高バランスの関係で、いつもより前に進んでいなかったみたい。

 自らの遅さにずっこけた感じだけれど、思う存分走って楽しかったから良いのだ。