1月5日

 やはり、今回の寒波はかなり本格的なものらしく、名古屋でさえ雪がちらついている。積もることはないだろうけれど。東海北陸道も郡上八幡以北で通行止めとなったらしい。やっぱり真冬には富山に行けないみたい。

 昼過ぎに起きたものの、やることがない。それならば走りましょうと、近所のモーターランド鈴鹿に行った。2003年暫定仕様のエンジンがどれだけ速いかを調べるためだ。2週間前に初走行したばかりのサーキットなので、タイム差が出たとしたら、それがエンジンのポテンシャルの差ということになる。

モーターランド鈴鹿

 このサーキットは1時間ごとの時間貸し。2時からはドリフトクラスといって、AE86やらシルビアやら180SXやらがカニ走りをする時間帯であり、間違ってもこんな枠で走ることはできない。3時からの枠が空いていたら良いな、と期待を持ちつつ、到着すると、前よりも込んでいた。

 受付で聞いてみると走行OKだったので早速エントリー。5000円+計測器代1000円の6000円で50分間走ることができる。

 2回目だからさほど緊張感もなくコースイン。しかし、まもなく恐ろしく速いターボ車軍団やらインテRやらが団子になって後ろから迫ってきた。とても普通に走れる状態じゃない。

 少し様子を見て再び走り出す。やはり、2003年暫定仕様エンジンは、ノーマルエンジンとは比べものにならない加速をみせる。しかし、高速コーナー前で3速に入ってしまうようになったため、シフトダウンで挙動を乱したり、4速に入れちゃったりと、素人丸出しのミスを連発。反省。

 走っているうちに、シリーズ2のロードスターと一緒になった。加速は互角。各コーナーでもだいたい互角。ブレーキのタイミングをいろいろ変えてみると、差が縮まったり、伸びたりする。とりあえず、加速性能は同じみたい。

 ちょいと僕の車は車高が高いせいか、高速コーナーではロールが大きくぐらりと出て、アクセルが踏めない。もちろんびびっているのもあるけれど。指1.5本分ぐらい車高を下げて、アライメントを取ることを次の課題としよう。

 僕がシリーズ2を従えて走っているうち、インテRを追う形になった。さすがにヘアピンからストレートへの加速は別世界で、どんどん離れていくのだが、高速コーナーをすぎて、次のヘアピンのブレーキングでかなり追いつく。次のストレートで再び差が付き、インセクションで完全に追いつく、という感じ。ストレートが長いコースだから、ロードスターでは絶対前を走ることができない感じだ。

 そのままの状態で2、3周走っているとインテRがインセクションへのブレーキングで失敗したみたい。団子状態でヘアピンへ突入すると、ヘアピンではアクセルをが踏めなくなってしまう。レースでもなし、インを差して抜くわけにもいかない。することがなくなって暇になったので、リアを流してドリフト状態で追っかけていたら、道を譲られた。

 前に出たってストレートであっという間に追いつかれてしまうのだから、所詮太刀打ちできない相手である。次の周で抜いてもらい、クールダウンに入る。

 前の走行ではインテRなど、あっという間に差がついて消えてしまっていたのだが、今回は差が縮まった気がする。2003年暫定仕様エンジンはなかなか速いらしい。とはいっても、ライトチューンのシリーズ2と同じというのが笑えない現実なのだが。

 今回は他車とからんだ追いかけっこばかりやっていたから、各コーナーの練習にはならなかったかも。インセクションへの進入では、ブレーキングドリフト気味に進入していって、減速とともに向きを変えて置くと、次の左コーナーが楽になりそうなのだが、前や後ろに車がいる状態だったから、なかなか大胆に滑ることもできなかった。

 インプレッサの後ろに付いたとき、そのトラクション性能にうらやましい思いがした。こっちがアクセルを踏めない段階なのに、かまわずバッヒューンと加速していくのはやはり4駆ならではである。

 走行を終え、タイム表をもらう。不満だった前回のタイムより1秒5も速くなっていた。やっぱり前のエンジンは遅かったらしい。HLAあたりがへたっていたのか。

 走行後、NA8Cの人と言葉を交わす。このページのURLを教えたから、この文章も読んでくれるかもしれない。掲示板に書き込んでね!