1月24日

 毎週金曜日は市場の日である。2日連続で市場漬けである。

 地下鉄・日比野駅で降りて、市場へ向け歩いていると、道ばたにマグロの首が落ちていた。目の後ろあたりで一文字にぶった切ったマグロの頭が切り口を下にして置いてあったので、まるで地面からマグロの頭が生えているかのようであった。シャレじゃなく、ぎょっとしたのだが、なんで頭だけ市場の敷地外に捨てられているんだろう。猫かなにかの仕業かもしれないが、なんだか不吉な暗示を感じてしまうのは、不合理な考えなのだろうか。

 市場ビルの最上階の食堂で昼食を食べる。いつも、刺身定食を食べることにしている。今日は、メジマグロ(ヨコワとも呼ばれる)であった。そういえば、朝、地面から生えていたマグロは、メジぐらいの大きさだった。朝のマグロは、昼飯を暗示していたのか。

 仕事を終えて帰宅する。午後10時ごろ、最寄りのバス停で降りて、道を渡ったところで、歩道のアスファルトの上に、おびただしい量の豆が落ちているのを発見。暗がりでよく分からないのだが、春日井のグリーン豆らしい。グリーン豆が路面に大量に落ちているのも、シュールな光景である。マグロと合わせ、なにか不吉な未来でも暗示しているんだろうか、と考えてしまうのは、現実的でない、不合理な考えなのだろうか。

 ところで、春日井製菓のグリーン豆はローカルなお菓子なのだろうか? 今住んでいる尾張旭市の隣が春日井市であるので、もしかしたら、隣の市で作っているローカルなお菓子かもしれない。気になったのでネットで調べてみると、春日井の由来は社長の名前。本社は名古屋市だから、やはりローカルなのか、と思ったのだが、東京、神奈川、大阪、広島に工場がある、ということは太平洋ベルト地帯ぐらいには出荷されているんだろうか。和田勉が「春日井のキャンディーはいかすがい」なんてのたまうCMやっているんだけれど、知っている人はどれだけいるんだろうか。

いかすがい

 なんだか、とってもくだらないことばかり書いちゃった。