岡谷の車仲間の新居にて起床。起きると朝ご飯ができているこの幸せ。車仲間とあれこれ語らいながら、のんびりと過ごす朝の時間はなかなか贅沢なものである。
のんびりと過ごしていたのだが、午後からは名古屋で仕事があった。1時ごろに名古屋市の県庁近くにたどり着き、路上駐車する。名古屋城の南側、三の丸周辺は土日、休日は路上駐車がOKなのだ。栄などの繁華街に繰り出す人たちのためのパークアンドライドという名目である。土日休日は栄周辺が駐車場空き待ちの車で大渋滞するので、それを緩和する目的であるらしい。
ところが、みなさんただで駐車できることを知っているので、駐車可能地帯には車がずらりと並ぶ。目的地に近い場所をうろうろとするも、びっしりと車が並び、空いているのは交差点付近やバス停、消火栓がある場所しかない。
うろうろ、と走っているうち、何とか止められそうなスペースを発見。ロードスターは小回りが利くから、全長より50センチちょっと余裕があれば問題なく縦列駐車できてしまう。さすがに5、6回は切り返しが必要になるが。
ぎりぎりのスペースに駐車すると、縦列駐車というよりは、ぎりぎりのスペースに平行移動したようでおかしい。前がステップワゴン、後ろがパジェロであったので、まるっきりロードスターが隠れてしまう格好になる。
仕事を済ませて、ロードスターを止めた場所に戻ると、前後の車は動いておらず、相変わらず異常なスペースに縦列駐車している。改めてみるとなかなかおかしい。
さて、抜けだそうと、前後がどれだけ空いているかを確認して1、2回切り返していたら、突然おっちゃんが僕の車の方に何か声を掛け、運転席側にやってきた。最初は、前か後ろの車の持ち主で、あまりにも僕が強引に縦列駐車したから、怒ってしまったのかと勘違いして焦った。どうやら、偶然通りかかって、僕が極端に狭いスペースで切り返しているのを発見し、僕が駐車した後に前か後ろの車が車間距離なくぴっちり駐車して嫌がらせしてきた、と勘違いしたらしい。「ひどいなあ」と同情してくれたのだが、さすがに自分から好んでそのスペースに駐車したとは、前と後ろの車との間隔が30センチずつでは信じてもらえないだろうと思い、素直に「そうなんですよ」と答えておいた。
おじちゃんとその奥さんに誘導してもらい、2、3回の切り返しで抜け出すことができた。親切してもらうととってもありがたく、うれしいのだが、好きこのんで狭い場所に駐車しただけであるから、心苦しかった。
富山で空燃比計を取り付けてもらい、富山から岡谷、名古屋までの道中でFreedomに学習させながら走ってきた。空燃比計連動機能は素晴らしいと言うほか表現のしようがない。燃料噴射マップがぐちゃぐちゃにずれていようが、フィードバックによりかなり良い空燃比に誘導される上、自動的に学習してマップを書き換えているのだから。
どうやら、FreedomのDジェトロだと、標高が上がると空燃比が薄くなるらしい。純正ECUとは逆のずれかたをする。きちんと外気圧補正をかけた方が良さそうなぐらいのずれ(空燃比で1ぐらい)がある。今の仕様でセッティングを取ってから、きちっと比べてみよう。