普段、足車として2006年式のバモス with キャンピングカー仕様(重くて遅い)に乗っている。名古屋と伊賀の間の往復はバモスなので、高速に乗ってもせいぜい出せるのは時速100キロぐらい。
家車の2020年ステップワゴンは、ターボ付きで踏めば加速はするけれど1.8トンの車重を俊敏に加速させるほどでもないし、止まらないし曲がらないからそもそも踏まないしで、速い車とは縁遠い暮らしをしてきた。
ノーマルの自然吸気エンジンのロードスターNA6CEが一般的に言われる「速い」かどうかは別として、久しぶりに信号青点灯からフル加速をくれると、そこそこに加速をする。だいたい、どんな車でも、ハンドルを握ったら左に、右に、ブレーキと車を動かしてみて反応を確かめるのだけれど、ロードスターははやりそこらへんの反応が際立っている。かといって安心してエンジンをふかすと、すなわち街中では危険な領域になるので、心のリミッターが作用し、まあ、分別ある大人として制限速度+αの速度まで出す感じ。
前振りが長くなったような意味でやっぱりロードスターに乗ってみると速いなあ、と感動する。軽い上の重量配分、タイヤ、足回りと複合的な要因だ。DNAがスポーツカーなんだよね。